高島もようやく桜の季節になり一気に春の息吹が感じられるようになりました。
さて年始に少し記載しましたグループ展が明後日4月5日から9日まで開催されます。
陽春の無名舎にて 木野工人会展
会期 2023年4月5日から9日 時間:午前10時~午後4時
場所 京都生活工藝館 無名舎 吉田家 京都市中京区六角町363
お問い合わせ先 :木野工人会 Instagram
https://instagram.com/kinokoujinkai?igshid=YmMyMTAM2Y=
木野工人会は京都民藝協会の作り手の集まりです。コロナが蔓延してから
なかなか展示会に結び付けませんでしたが、この度開催できることになりました。
吉田家は主人の源が若い時よりお世話になり、物づくりだけでなく生きる上での考え方も大きな影響を受けていると思います。きっと主人もここでできる事に色々な想いがあると思います。
ご案内が直近になり申し訳ございませんが、
もしお近くこられる事ございましたら、どうぞお寄りください。
吉田家は国指定登録有形文化財で当主が住む京町屋です。普段は予約をしなければ見学できませんが、この会期中は特別に無料で公開エリアを見学できます。
吉田家は元は白生地を扱う商家です。部屋の一つの上の方に「堪忍」と書いた木額が掲げてあります。私はこれが好きです。
商売をする上でのこと、生きていくための立ち振る舞いの心構えと思われますが、かつての主たちはどのような想いでこの字を見ながら、また背負いながら生きてきたのかを想像し、かつての主たちはどのような顔をして朝に夜にこの文字を見ていたのだろうと思いを馳せてしまいます。現当主の背中を見る度その様な背負ったもの代々受け継いできたものの思いを重ねると何とも言えない気持ちになります。
どうぞこの機会にご覧になって頂きたいと思います。
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